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宇都宮病院からのお知らせ

医療と介護の未来塾

昨日は今年最後の医療と介護の未来塾定例勉強会でした。
「事例から学ぶ困難ケースへの対応」というテーマで、いつもお世話になっている地域包括支援センター宮前の楠木センター長と浅利さんに事例紹介をお願いしました。
地域包括支援センターといえば、地域の人にとってはいろんな困りごとの窓口で、医療介護関係者からもいわゆる困難ケースの相談先として頼りにされています。
今回は事例検討会ではなく、地域包括支援センターがかかわった事案とその対応をみんなで勉強するというもの。
持ち込まれた困難ケースがどういう社会資源を使い、どのように関わり、どのような結果になったのか。
事例検討会の形式ではなかなか意見が出にくいと考え、「勉強する」に重点を置いてみました。

事例は飲酒や大声を出すなど近所から苦情のある、アルコール性コルサコフ症候群の独居男性に対する支援について。
アパートの大家さんも困り、地域包括支援センターに相談します。離れて暮らす家族、警察、保健所、市役所、民生委員、交番といった様々な機関と連絡を取り、何とか落ち着いた現在に至っているとのこと。
認知症症状があり、免許証も家族が返還したにもかかわらず、飲酒運転する可能性がある本人から、自動車を処分させ、さらに別のアパートに転居させる顛末は、警察を巻き込んだ大芝居という感じで、こういうことまでするの?と驚きでした。
介護サービスを使えばこうなる、とりあえず施設入所や病院に入院すれば、という単純な話ではなく、理解できない本人に対し制度利用の準備もできていない状況で、本人の思いを尊重し、様々なリスクを考え、あらゆるつながりを生かし、解決の糸口を探ります。
本当に勉強になりました。
困難ケースは包括だけでなく、一般の居宅介護支援事業所でも、施設や病院でもあります。
今後同様の経験をすることがあった時の一つの対応事例となればと思いました。

事例発表いただいた地域包括支援センターの楠木さん、浅利さん、ありがとうございました。
遅くまで参加いただいたみなさん、お疲れさまでした。

先月、今月と参加いただいた方に来年度の勉強会のアンケートに協力いただきました。
結果をもとにテーマ、講師を決めたいと思います。
来年度の勉強会も引き続きよろしくお願いいたします。

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