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お知らせ

医療と介護の未来塾6月勉強会

昨日は医療と介護の未来塾定例勉強会。
今回は「精神疾患を持つ方への関わり方・精神科の病院の活用法」のテーマで、紀ノ川病院看護師で地域生活支援部部長の森口智史さん。

宇都宮病院は毎月の勉強会を始めて4年目になりますが、申し込みで100人を超えたのは今回が初めて。それだけこのテーマに関心のある方が多いということだと思います。
なるコミに100人が入るのかという心配もありましたが、イスはほぼ100並びました。
なるコミのキャパは100人ということが今回わかりました。

講義は精神障害を持つ人の理解から始まりました。
精神障害を持つ人は疾患と障害を併せ持っています。
疾患に対しては治療で、障害には周りのサポートが必要です。
また人によって症状が全く違うということも理解しておかないといけません。
なので精神障害の人に関わる場合は医療と福祉分野の協同が必須になります。
また治療は基本的に一生続くこと、そのために服薬は欠かせません。
障害を持つことで乱れがちな日常生活への介入も必要です。整容はどうか、TPOに応じた行動がとれているのか、生活リズムは崩れていないかなど。

コミュニケーションのポイントとしては、どうしても精神疾患を持つ人はネガティブ体験の多い人が多く、まずは共感が大切。病状は薬で調整、訴えには共感で支えるということですね。
最後に精神科入院の種類と入院相談のポイントについて説明いただきました。

看護師として精神疾患のある患者をサポートしてきての経験談。
とても分かりやすく、時には笑いも。
講師先生、参加されたみなさん、おつかれさまでした。

来月は認知症の方への関わり方についての講義です。
皆さんのご参加お待ちしています。
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