お知らせ

６月２４日(土)病院管理部対象の研修を行いました。
テーマは「病医院のマーケティング戦略」、講師は大阪市立大学経営学研究科の小林哲准教授。
今回はお付き合いのある病院、施設にも声をかけての研修会でした。

病院といえども経営戦略を立てるのは当たり前。その前提として患者や地域の方のニーズをとらえる必要があります。
もちろん病院も経営組織なので、健全な経営活動を無視することはできません。
病院の経営戦略が企業と異なるのは営利追求ではなく地域への還元を目的にしていること。

今回第１回目としてマーケティングの考え方について学びました。
誰の立場で目標を考えるのか、ニーズをどうとらえどのような方法でサービスを考えるのか。サービスはコンセプトに基づくものなのか。そもそもコンセプトは何なのか。
基本的なことですが病院側が一方的にニーズを把握したつもりになっていることもよくあります。

具体的な行動に移すのは容易ではありませんが、今後は組織で議論を行い課題や方針を具体化する作業が必要です。
同時に病院職員全体のベクトルの大きさや方向付けも、うまくしていかないといけない課題でもあります。

研修終了後はなるコミにて交流会。
元すし職人の料理長が腕を振るってくれました。